テレクラ衰退9割廃業 女子中生放置死事件1年

>>出会い系サイト事件簿>>テレクラ衰退9割廃業 女子中生放置死事件1年


2002年9月8日

神戸市北区の中国自動車道で起きた女子中学生放置死事件で、現職教諭が逮捕されて8日で丸1年。女子生徒が事件に巻き込まれるきっかけとなったテレクラが、兵庫県内ではピーク時の1割以下の10店に減少していることが7日までに、兵庫県警少年課のまとめで分かった。テレクラが発端となる事件も大幅に減少している。しかし逆に、出会い系サイトに絡む福祉事件は急増しており、犯罪に巻き込まれる危険は依然として子供たちの身近に潜んでいる。

同課によると、県内のテレクラは八月末現在、店舗型四店、無店舗型六店の計十店。昨年七月末には九十店あったが、一年で大半が姿を消した。

同課が摘発したテレクラ関連の児童買春や児童福祉法違反事件も、昨年同期の四十二件二十八人から十四件八人に減少。被害少女は四十五人(うち中高生三十一人)から、三分の一以下の十三人(同五人)になった。

テレクラ廃業の背景にあるのは四月に施行された改正風営法施行条例。出店阻止を目指した住民運動の後押しもあり、店舗型テレクラの新規出店の禁止や、ティッシュや看板を使った広告・宣伝の制限など、全国でも最も厳しい内容となった。

その結果、店舗型の大半が閉鎖し、広告を制限された無店舗型も利用者開拓の道を閉ざされた。環境保護団体などを装って営業を続けていた一部の業者も、同課の摘発によって廃業している。

一方、携帯電話の普及に伴い、出会い系サイトを使った犯罪は急増。今年上半期に県内で摘発された児童買春事件四十二件二十三人のうち、出会い系関連は過半数の二十六件十二人を占め、テレクラの九件四人を大幅に上回っており、新たな福祉犯罪の温床になりつつある。

事件簿なので悪いニュースばかりなのは仕方ないのですが、こういったデータは耳が痛いですね。みなさん気をつけましょう。


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