「料金払え」相談1200件 「出会い系」でトラブル

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2003年2月22日

利用した覚えのない携帯電話の「出会い系アダルトサイト」の代金請求書を送り付けられるトラブルが、兵庫県内で続発している。県立神戸生活創造センターがまとめた県内の相談件数は三カ月で約千二百件。すべて郵送で、政治結社を名乗ったり、「実家や勤務先に取り立てに行く」など脅迫的な内容が目立つという。送付先は特定の高校の卒業生に集中、同窓会名簿などが悪用されているとみられ、同センターで注意を呼び掛けている。

同センターによると、昨年十一月ごろ、姫路市内の県立高校卒業生から相談が寄せられた後、同様のトラブルが神戸・阪神間などに広がっていることが判明。二月下旬までの三カ月間、把握できただけで相談件数が千百八十二件にのぼっている。

請求書は、いずれもサイト業者から債権を譲り受けたとする業者が封書で送付。出会い系サイトの利用料が支払われていないとして、三日以内に大阪市内にある銀行の口座に振り込むよう要求している。

請求額は一万九千五十円、一万九千四百円、一万九千四百八十円の三種類で、支払わない場合は「年29・2%の遅延損害金が永遠に加算される」「不良債権回収専門チームに債権譲渡される」などと“脅迫”。「ブラックリストに載り、結婚や就職に不利になる」とも書き添えている。

差出人は実在しないとみられる政治結社など三つの肩書が書かれており、住所や電話番号など連絡先の記載はない。

一方、請求を受けたのは十九歳から三十歳代前半の男性ばかりで、県内七校、大阪府内十校の高校の卒業生に集中。同時期に一校で二百数十人が請求を受けたケースもあったという。

同センターは「同様の相談はこれまでにもあったが、ここまで脅迫的な内容や封書で送付されるケースは初めて」と指摘。「実際に取り立てに来られた例などはなく、覚えがなければ支払わないように」としている。

私は経験がないのですが、最近はこういった不正請求も増えているようです。十分に気をつけましょう。


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