お見合いサイト利用　結婚詐欺の男女送検

２００４年５月１０日

インターネットのお見合いサイトで知り合った男性から現金約百七十万円をだまし取ったとして、尼崎中央署は九日までに、詐欺の疑いで京都市右京区太秦西蜂岡町、無職の女（２９）と、大阪府熊取町、重機運転手の男（５５）を逮捕、送検した。

調べでは、女は二〇〇一年一月、結婚相談所などが開設するお見合いサイトで、鹿児島県国分市の男性会社員（３９）と知り合い、「家を出て花嫁修業がしたい」などと持ちかけて、アパートの賃貸料として現金約五十万円を詐取。

さらに同年二月には、男が会社員を大阪市内に呼び出し「自分の女に手を出した」などと脅迫する一方、女は「男に金を返せば、結婚できる」と話し、手切れ金名目で約百二十万円と版画一点（約百五十万円相当）をだまし取った疑い。

二人は当時、愛人関係だったという。調べに対し女は容疑を大筋で認めているが、男は否認している。二人にはほかにも被害届が出ており、同署で調べている。

最悪なカップルですね。これは騙される方が悪いとは言い切れません。